気づいたら、走るのに夢中

取るに足らないランニングのブログ。

2/10 第57回愛媛マラソン

この冬最強と言われる寒波が到来しているこの3連休の土曜日、朝起きてみるとうっすら雪が積もっていて、飛行機も早々にに欠航を決めている便があるとよーじさんが教えてくれた。この日愛媛マラソンに参加するために飛行機の予約をしていた私は一抹の不安。飛べるのか飛べないのか、刻々と変わる運行状況にどんだけドキドキしたことか。

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それでも当初の予報より雪が降ることはなく、遅延しながらも無事に松山へ到着できたものの、移動中に同日開催のいわきサンシャインマラソンの中止を知る。

この日のために運営さんが、たくさんの人が、ちょびさんやtomsaiさんが準備をしてきたのに…。ちょっとやそっとでは片付けられない気持ちが簡単に想像できた。

 

私だって、もし今回天気が荒れて飛行機が欠航たら間違いなくDNSだった。

その日が来たら当たり前にスタートラインに立てるわけじゃない、そう思ったら「捻挫明けだしガチのファンランでエイド全制覇の旅にしよう」という考えを改めることにした。

 

きっとスタミナがもたなくて撃沈するだろう。

どうせ潰れるなら行けるところまで行って出しきって潰れよう。置きに行くヌルいレースなんかよりその方がずっといい。

 

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走り出してみると脚が軽くて、捻挫のあとずっとあった着地の違和感が今日はない。それならとレースペースの520で巡航してみることに。

 

私の脚、どこまで頑張ってくれるかな。最近10kmしか走ってないから苦情殺到だろうな。

こき使ってごめん。このレースが終わったら箱根の温泉に連れて行くから、今日だけがんばっておくれ。

 


10kmまではスムーズに走れたんだけど、海が近くなるにつれて強い向かい風に変わって前に進めない。小刻みな起伏もじわじわ体力を奪っていって、半分も走ってないのに早くも残りの距離を気にし始めて弱気になりはじめたちょうどその時、海が見えた。

瀬戸内の青くてきれいな海。

中止になったいわきの海を思い出して、再び気持ちを奮い立たせた。

 

30kmをだいたい2時間40分(5:20/km)で通過。でも、ここまでだった。

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35km、最大の難所「平田の坂」

ゆるい傾斜なんだけど長くてなかなか終わりが見えない。去年トシさんのブログに書いてあった、「普段なら大したことないのに、今はやたら辛い」まさしく、まさしく、まさしくその通り。ラップもキロ6を刻んでいた。

 


距離表示が「あと5km」に変わった。いつもの帰宅ラン8kmよりずっと短い。お腹の下にぐっと力を込めて最後の力を振り絞る…んだけど、脚が全然動かなくなって力が入らない。

あと少しなのに、こんなに沿道から応援されてるのに。「頑張れ」に応えたい。それができず下を向いてしまう弱い自分に勝ちたい。でも、どうがんばっても力が出ない。

 

ペースは完全に落ちたけど必死に走った。ゴールが何分だってかまわない、持ってるもののすべてを出して、動かない脚を動かして最後まで走った。


finish:3:51:42(3:48:39)

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走りきれたことにただただ安堵して、泣きそうなのをこらえて記録証をもらって、ここではじめてPBを達成したことに気づく。

記録達成はもちろんうれしい。捻挫もしたし、最近の練習量を考えれば出来過ぎだと思う。

 

でも記録だけじゃない。

こうやって無事にスタートラインに立って走れること、道路や町の施設をお借りして走らせてもらえること、当たり前に考えてることが本当は全然当たり前のできごとじゃないことを思ったら、胸がいっぱいになった。

 

 

長いよね…すみません。書くのほんと下手。

もうちょっと書きたいのでまた次回。