気づいたら、走るのに夢中

ランニング2年生のブログ

リオ五輪2016 柔道

現在開催中のオリンピックも佳境に入り、残された種目もわずかになってきました。

いろんな競技を観たい私は毎日けっこうな寝不足に陥っています。

 

 

大会が始まって数日後の朝、男子柔道73㎏級の決勝が行われていました。

私のタイミングが悪くて勝敗を決したその瞬間は見逃したものの、どうやら日本代表の選手が優勝して金メダルを獲得したらしく、TV画面にはその選手が大写しにされていました。

大野将平選手24歳。ぐぐってみると山口県出身で旭化成所属の柔道家で、世界ランクは最高4位まで上りつめており、持ち前の勝負強さや謙虚さ、メンタルの強さ、そしてバランスの良い筋肉を持った、いま最も勢いがある選手であることがわかりました。

 

その容姿を改めて眺めると、細く鋭い目をしたどちらかというと「いかつい若者」です。ところがインタビューに答える声は案外繊細で、こんなことを語り始めました。

 

「柔道という競技の素晴らしさ、強さ、そして美しさを見ている皆さまに伝えられたんじゃないかと思います。」

 

うん、いいこと言うなぁ。(顔は怖いけど)

 

続けて試合のリプレイを見ていると、決勝で見事な一本を取ったのにも関わらず表情がほとんど変わらない。そして試合終了の礼、試合場からの退出の礼、すべてを涼しい顔(いかついけど)で通し、「ガッツポーズが出ませんでしたね」との質問にこう答えました。

 

「相手がいる対人競技なので、相手を敬おうと思っていました。冷静にきれいな礼もできたのではないかと思います。日本の心を見せられる場でもあるので、よく気持ちを押さえられたと思います。」

 

久しぶりに「Judo」ではなく「柔道」を見た思いがしました。

時代とともに変えていくもの、変えなければいけないものはたくさんあるけど、変えずに持っているべきものもたくさんあるんだろうなと思います。