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気づいたら、走るのに夢中

ランニング2年生のブログ

読んだ本について④ 

最近はもっぱらランニング、または陸上競技をモチーフとした本ばかりを読んでいます。 

チーム

チーム

 

 堂場俊一さんといえば、警察ものの作品しか知りませんでした。(すみません)

「スポーツコレクション」としてスポーツに関する作品が多くある中、

駅伝を題材としていると知ってがぜん興味がわきました。

文庫で400ページ超のボリュームに一瞬たじろぎましたが、

なにしろひそかな駅伝ファンなので読んでみることにしました。

 

本作品は箱根駅伝における関東学連選抜チームににスポットをあてています。

実際に、2008年の箱根駅伝においても総合4位の好成績を収めており、

あの市民ランナーの川内優輝さんも、かつて学連選抜の6区の選手として2度走り

区間賞3位と好走されています。

 

そんな学連選抜チーム。

シード権を獲得できず、予選会で敗れながらも各校の好タイム保持者のエース級ランナーで構成された寄せ集めのにわかチーム。

考えもトレーニングも、ユニフォームもバラバラでどこか他人行儀。

メンバー決定から本番までわずか2ヶ月と短く、合同練習も2,3回程度。

箱根駅伝を走る誇らしさもあれば、自分の大学の襷を繋げない葛藤もある。

選手たちの屈折した思いと、寄せ集めがチームになっていく様は読み応えがあります。

特に本番の区間を走る選手たちの心理描写や風景の描写は巧みで、

まるで中継を見ているような・・・は、言いすぎですが、

背後から迫ってくる足音や息づかい、スピード感は臨場感がありドキドキしてしまいました。

ちょっとストーリーの予測ができてしまうところ、突然展開が変わって

「なんで急にこうなった」

という場面もありますが、 来年の箱根駅伝が楽しみになる1冊だと思います。

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それにしても、精いっぱい高速で走ってるときって考え事なんてできるものなんでしょうか。

たまに負荷をかけた練習に取り組んでみますが、早く走ってるときって何も見えてないし

なにか考えてる余裕なんてない。さらさらない。

ダッシュ練なんてした日にはもう、

35年間泣かず飛ばずで沈黙を続けてきたふくらはぎが、太ももが、他関係部署一同が、

びっくりして悲鳴をあげるどころか号泣して遺憾の意を表明してますからね。

情けない・・・。

 

さ、練習練習。しまってこー!